危機感
先日 街を歩いていると偶然知り合いの娘さんを見かけた。
懐かしかったので声を掛けたのだが、一向に聞こえている様子がなく全然振り向いてくれない。
大きな声で声を掛けた手前 周りの目があったので、話さずに立ち去る事が出来ずに何度か呼びかけ 後を追った。
結局、声だけでは気づいてもらえず 肩を叩いてやっと懐かしく会話をすることが出来た。
後で知ると彼女はイヤホンで音楽を聴いていたのだった。
最近 特に若い人達にこういう風に街を歩く傾向が見られる。
とても危険な気がするのだが・・・
もし、車がクラクションを鳴らしたら?誰か知らない人がそっと害を及ぼそうと近寄ってきたら?
話は違うが、最近 中国製の食品の安全問題がニュースになっていますね。本当に恐ろしい事です。
ある番組がその問題を取り上げていましたが、その中であるコメンテーターの方が
「昔は人間は五感に頼るしかなかった。口に入れて少々おかしかったら食べずにいた。今は食品表示を見て食べるか食べないか判断している。表示に頼りすぎて、人間に本来から備わっている五感が鈍くなっているのでは?」と・・・
もちろん、私達消費者は義務付けられた表示を信じるしかないし、嘘 偽りで色んな罠が仕掛けられてるとは思いもしません。
一口でこんな危険な目に遭われた方には本当にお気の毒だと思します。しかし、同時に明日はわが身?と縮み上がるばかりです。
ひとつ言えることは、世の中が便利になって、快適になっても、人間に備わっている神様からの贈り物は忘れないようにしたいものです。
←よろしくお願いしますm(_ _)m
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